ある猫が、家庭の事情(引っ越し)により、野に放たれた
捨て猫である
その子は、首輪に大きな鈴を付けていた
本当の名前は知らないが、近所では「スズ」という名前で呼ばれるようになった
元は飼い猫
とても人懐っこく、誰にでも撫でさせたりした
猫が嫌がる子供でさえ、抱っこさせるぐらいに人懐っこかった
スズはとても優しく、周りには地域猫たちが自然と集まってきた
いつもリーダー格として、見守っていた
他の猫に、仲間が喧嘩を売られた時は、間に入って、自分が怪我を負ってまでして守った
帰り道のサラリーマンが、スズにご飯をあげたり、毎日たくさんの方からご飯をもらっていた。
猫嫌いな人でも「スズちゃんは好き」と言われる程、みんなに愛されていた
いつまでも愛されるスズ
最近まで、とても元気にしていた。
ただ、年齢には勝てず、4/16に永眠
推定年齢20歳
大往生だった
今までありがとう、スズ
君のことを絶対に忘れないよ